音楽のメッカ・ニューヨークでは、世界で最もレベルの高い音楽を多数提供しています。ミュージカルやジャズはもちろん、クラシックではニューヨークフィルハーモニック(交響楽)、メトロポリタンオペラ、バレエといった多様な演目が1年を通して楽しめます。
ニューヨークで催されるシアター、ミュージック、コンサートの月別カレンダーです。 ご覧の通り、一年を通して様々な演目が開催されております。
スマホだと右側をスクロールで見れますシアター、コンサート(月別) | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
メトロポリタンオペラ | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |||
ニューヨークフィルハーモニック | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||
ニューヨークシティーバレエ | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |||
アメリカン・バレエシアター | ● | ● | ||||||||||
クリスマス・スペクタキュラー | ● | ● | ||||||||||
ブロードウェイ・ミュージカル | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
ジャズライブ | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
アマチュアナイト | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
黒人音楽を起源とし、古くはルイジアナやジョージアで発祥しシカゴ、ニューヨークへ流行が移動。1920年代からニューヨークのJazzシーンは隆盛を極め、禁酒法時代の娯楽として定着しました。
デュークエリントンを代表するBig Bandから、トリオなど複数でのオーケストラ演奏、ボーカルが加わる場合などもあります。
ニューヨークの名門ジャズクラブといえば、コルトレーンのレーベルを有したビレッジ・バンガードとブルー・ノートがあります。
ニューヨークのニックネームの1つに「ビッグアップル」があります。ニューヨーク市に認められた公式の由来は「競馬用語」からなのですが、長い間それはジャズに関連していると思われていました。
ジャズ発祥の街と言われるニューオリンズを中心とした南部のジャズメンたちの、ジャズクラブやジャズスポットを意味する言葉「アップル」が、その起源であると思われていたのです。彼らはニューヨークでの演奏を夢見て、「いつかはビッグアップルにかぶりついてやる」と話していたそうです。
ビッグアップル=ジャズの商業的大舞台であるニューヨークを意味していたのでした。
ニューヨークでクラシック音楽の拠点リンカーンセンターとカーネギーホールの2ヶ所。リンカーンセンターは後述するオペラやバレエなども鑑賞できる、音楽ホール複合体(コンプレックス)になっています。
一方、カーネギーホールにはコンサートホールがあり、合計3つのコンサート会場が1つの建物内に存在しています。
演劇、クラシックミュージック、声歌、といった西洋文化の粋を集めた複合芸術がオペラです。
日本では敷居が高く大変高額なオペラですが、本場のニューヨークでは$50くらいから観ることが可能です。メトロポリタンオペラハウスでは世界の超一流歌手をそろえた公演を行っており、出演する歌手やオペラハウス、衣装やセット等どれをとってもウィーンやミラノに引けを取らない素晴らしさです。
クラシック鑑賞にはできるだけ正装(と言っても、Tシャツやサンダル、短パンなどを避ければ大丈夫)で行かれるのが無難です。特にメトロポリタンオペラハウスは、上流階級の社交場でもあり1階、2階席にはイブニングドレスなどの観客が多く見られます。
客席は5段層ほどあるため、できれば1階か2階での鑑賞がおススメ。音響効果的には中央エリアが最も音のバランスがよく、4000席の大劇場のため、5階の奥などでは歌がよく聞き取れないという問題が稀に起こることもあります。(聞こえ方には個人差あり)
これはオペラがミュージカルのようにマイクを使用しないで、肉声による声歌であるため。舞台をよく見るため、また声歌をよく聴くために、出来る限りよい座席を選ばれることをおススメいたします。
ニューヨークには、ニューヨークシティー・バレエと、ABT(アメリカン・バレエ・シアター)の2つの劇団が本拠地を構えています(※)。ニューヨークでは、振り付け重視のシティーバレエ、ダンサー重視のアメリカン・バレエとよく形容されています。
ニューヨークシティバレエは、リンカーンセンターの旧州立劇場(ディビッド・H・コーク劇場)を本拠としており、有名な演目では「くるみ割り人形」「白鳥の湖」といったオーソドックスなものから、天才振付師・ジョージ・バランシンによる、斬新な演出や演目の新作公演があります。
ABTはメトロポリタンオペラハウスの他にシーズンによって様々な劇場で公演を行っています。上記の有名演目に加え「シンデレラ」「コッペリア」「ドンキホーテ」「眠れる森の美女」「ジゼル」など、古典作品の素晴らしさとモダンなエンターテインメント性が上手いバランスで調和したバレエ団です。
※ ABTはツアーによってニューヨークでの公演がない場合があります。詳しくは以下のリンク先のスケジュールをご確認ください。
ニューヨークのエンターテイメントはスポーツやミュージカル、オペラ、バレエ、オーケストラ以外にもまだまだ沢山あります!。ロックコンサートや毎年恒例のイベントなども沢山ありますので、ぜひニューヨークに来られた際は存分にお楽しみ下さい!