ニューヨーク旅行の醍醐味の1つが、名門ニューヨーク・ヤンキースのホーム試合を生観戦できること! ヤンキースタジアムを見たいという方や、ヤンキース率いるスター軍団に興味があるという方もいるでしょう。 せっかくのニューヨーク滞在ですからぜひとも本場のメジャーリーグを、特に世界一の人気スポーツチームといわれるニューヨーク・ヤンキースの試合をじっくり見てみたいものです。
色々と注意すべき点などもありますので、この観戦ガイドでしっかり確認して下さい!
ヤンキースのチケットは事前に確保すべきか?
はい。ヤンキース試合の場合は、まず買っておいた方が無難です。せっかくニューヨークに来たのに、直前でチケットが売切れ、観戦を断念…なんて事態は避けたいもの。特に、お席にこだわりのある方はお早めのご購入をお勧めします。
- 通常、1階内野席→2階席→外野席→3階席→4階席の順に売切れて行きます。特に、ヤンキースのベンチのある1塁側は人気です。
- 人気のゲーム(カード)の試合のチケットは入手困難であるため要注意。次の項目で詳しく説明しています。
- もちろん、直前の手配も可能です。直近の場合は、お電話(1-212-489-9070)にてお申込み下さい。
ヤンキースチケット購入の難易度
例年ヤンキースのチケットに関しましては、ほぼ全試合で完売状態となっております。複雑な流通経路で販売されるヤンキース観戦チケットの購入の難易度は、メジャーリーグの球団の中でも特に高いです。弊社では、独自のルートからの現地手配により、お客様のご希望に沿ったお席を手配させて頂きます。
ヤンキース戦の人気ゲーム
ヤンキース戦のチケット入手が困難、かつ、高額の可能性が高い試合は以下の通りです。
- ヤンキースタジアムでの開幕戦(3月末~4月上旬。オープナーは縁起物。ワールドシリーズ以上の人気です)
- ボストン・レッドソックス戦(古くからのライバル対決は地元ファンに人気です)
- ニューヨーク・メッツ戦(地元チーム対決「サブウェイシリーズ」と呼ばれています)
- オールドタイマーズデー(ヤンキースOB選手が現役時代のユニフォームでミニゲームを行います)
- その他にもヤンキース選手の記録が掛かっていたりすると、人気度・価格が高くなります。
ヤンキースタジアムのお席の選び方・座席表
チケット選びではこれが最も難題かもしれません。ヤンキースタジアムは基本的にどの席に座っても良く見えますし、グラウンドと客席の距離がとても近いのに驚きます。その上ヤンキースタジアムでは、ホームベースからネットまでの距離が旧会場より20フィートも近くなりました。
なかなか想像し難いのですが、仮に4階席であっても内野側なら良く見える(個人的主観にもよりますので、一概には言えませんが)のが事実です。1階外野側と3階内野側の料金が、ほぼ同額の設定になっていることがそれを物語っています。(ヤンキースのチケット料金の目安はこちら)
ヤンキースのお席を選ぶポイント
- ヤンキースのベンチは1塁側ですが、MLBの球場にはビジター席という括りはありません。どのお席でも楽しめます。
- 3塁側客席からだとヤンキースのベンチ内が見れます。
- 逆に1塁側(1階内野席)だとヤンキースのスター選手が近くに観れます。
- 座席重視なら、おすすめは1階内野席の前列。メジャーリーガーがすぐそこです。
- 予算重視なら、おすすめは3階、4階の内野席。価格のわりにとても観戦しやすい穴場です。
下はヤンキースタジアムの座席表です。お席のセクション番号を囲ってある丸をクリックすると、そのお席からの景色が見れます。
お席のセクション番号の丸をクリックして下さい
チケットを購入
ヤンキースタジアムへの行き方(地下鉄・専用車など)
地下鉄利用が便利
ヤンキースタジアムへ行くにはナイターであっても、通常は地下鉄が便利です。地下鉄に乗っている時間は、ミッドタウンからですと約30分。球場最寄の駅名は「161 Street – Yankee Stadium Station」駅となります。降りると目の前が球場ですので、ご安心下さい。試合のある日は会場周辺がファンでごった返していますので治安も安全(警官・警備員も沢山います)ですし、迷子になること可能性も低いです。
観戦ツアーで行く
座席位置はそれほど気にしないということが前提ですが、初のメジャーリーグ観戦で色々と心配したくない!という場合は「ヤンキース観戦ツアー」をおススメいたします。
マンハッタンから会場までのご案内(地下鉄にて)はもちろんのこと、球場内でのご注意点や帰りの地下鉄についてのご案内など日本人ガイドがサポートしますので不安な思いをせず、ゆったりお楽しみ頂けます。
また、球場の裏側をたっぷり見ることが出来る「ヤンキースタジアムツアー(日本語ガイド付き)」もおすすめです。
ヤンキースタジアムへ日本人ガイドが引率致します。お得なツアー席を弊社で手配するので、面倒なチケットの手続きは一切なし!
普段見れないヤンキースタジアムを徹底体験。ベンチやロッカールームなどの特別エリアに入る大チャンスです。英語のツアーですが日本人ガイドが同行するので安心です。
タクシーや専用車チャーターで行く
まず、タクシーはおすすめしません。球場周辺は試合開始前も終了後も大変混雑いたします。会場周辺にはマンハッタン内を走る安全なメーター付きのタクシー(イエローキャブ)はほとんどいません。また、マンハッタン内から球場のあるブロンクス区まで行こうとすると、乗車拒否をされる場合もございます。
会場周辺で呼び込みをする白タクは、会計時に法外な料金を請求される事がありますので、ご乗車なさらない方が無難です。もしどうしてもお車で!ということならば、弊社のチャーター(リムジン)をご利用下さい。日本人ドライバーがスタジアムまで安全にお送りし、お帰りもホテルまでお送り致します。
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ヤンキースタジアムのおすすめスポット
日本の太鼓や音楽、応援団を使った応援の仕方とは違い、メジャーリーグの応援はファンと選手と球場の一体感を楽しみながら応援するのが一般的です。 ファンも一人ずつ皆それぞれ好きなように拍手したり、罵声を飛ばしたりする様はまさにニューヨークの縮図と言えるかもしれません。
★ヤンキースタジアムおすすめスポット★
モニュメント・パーク
ヤンキースタジアムのモニュメントパーク(Monument Park)は、外野のセンターフィールドの真後ろにある野外の展示スペースです。ここにはヤンキースで功績を残した選手の永久欠番や肖像画が描かれたモニュメントが並んでいます。
ニューヨーク・ヤンキース・ミュージアム
ヤンキースタジアムのニューヨーク・ヤンキース・ミュージアム(New York Yankees Museum)は、1階のファーストベースとライトの間の辺り(ゲート6の近く)にある博物館です。歴代の選手たちのサインボール(松井選手のものも!)やユニフォーム、ヤンキースの優勝トロフィーなどが惜しげもなく展示されており、ヤンキースの長い歴史を垣間見ることができます。
ベーブ・ルース・プラザ
ヤンキー・スタジアムのベーブ・ルース・プラザ(Babe Ruth Plaza)は、ヤンキースタジアムの外側、161ストリート沿いにあるモニュメントです。ヤンキースの歴代の選手で最も人気のベーブ・ルースの人生について学べます。
ヤンキースのグッズ
ヤンキースタジアムでの観戦当日は、チームの帽子やユニホーム、Tシャツなど着ていくと気分が高まります。会場の至る所にお土産売り場がありますし、マンハッタン内にも「Yankees Clubhouse」という公式ショップが数箇所あります(地図)。
試合開始前の国歌斉唱
ヤンキースタジアムの試合開始前には、観客も選手も立ち上がり、帽子を取り、アメリカの国歌「The Star-Spangled Banner」を歌います。オリンピックの表彰式など聞き覚えのある方も多いのでは?軽やかなメロディーを声高らかに歌う様子に試合前から胸が高鳴ります。一緒に歌いたい方はぜひ覚えて行って下さい(動画)。
「ボールパークに連れて行って」を一緒に歌おう
7回表裏の合間(セブンイニングストレッチ)には、「ボールパークに連れて行って(Take Me Out to the Ball Game)」が流れます。なんと1908年から野球ファンに愛されているこの曲、球場にいるファンのほとんどが完璧に歌えます。陽気なリズムで、思わず歌いたくなること間違いなし!ぜひ予習してから球場に行ってみて下さい(動画)(歌詞)。
ヤンキースタジアム球場グルメ
球場内には、いかにもメジャーリーグらしいホットドックやチキン、ハンバーガー、生ビールなどの販売店があります。中でも人気なのが老舗のホットドッグ屋さんのネイサンズ(Nathan’s)のホットドッグ。ブルックリンのコニー・アイランドで毎年開催されるホットドッグの早食い大会で有名な、地元のお店です。また、ビールやファーストフードを、ヤンキースタジアムの限定カップや入れ物に入れてくれるお店もあります。記念に持って帰っても良いですね。
ヤンキースの歴史・歴代日本人選手
ヤンキースの歴史と概要
ニューヨーク・ヤンキースは、1903年創立、アメリカン・リーグ東地区の名門球団です。かつてボルチモアにあった球団をニューヨークに移し、マンハッタンの168ストリートにあった球場「ヒルトップ・パーク(Hilltop Park)」を本拠地としました。このヒルトップ・パーク、マンハッタンでも特に高度が高い場所にあったため、当時のヤンキースの名称は「ハイランダーズ(Highlanders、高地にいる軍隊)」でした。現在、ヒルトップ・パークの跡地には総合病院が建っており、ヤンキースの選手も多く利用しています。
当時、ニューヨークには既に2つの球団がありました。1883年創設のニューヨーク・ジャイアンツ(後のサンフランシスコ・ジャイアンツ)と、1884年創立のブルックリン・ドジャース(後のロサンゼルス・ドジャース)です。新参球団だったヤンキースは、ご近所の球団、特に一時期球場を共有していたジャイアンツに経営面等で圧力をかけられながらも着々とファンを増やしていきます。
ヤンキースの転機は1920年、あのベーブ・ルースがレッドソックスから移籍してきた年でした。ヤンキースは1921年~1928年まで第一次黄金期を迎え、リーグ優勝を6度、ワールドチャンピオンに3度輝きます。更に、ファンが急増したことでジャイアンツに球場の移転を要求されたヤンキースは、当時としては巨大なスタジアム、「ヤンキースタジアム」をブロンクス区に建設し、1923年より本拠地としました。86年後の2009年、老朽化の影響でヤンキースタジアムは解体されます。ヤンキースの本拠地は、真隣に建設された新ヤンキースタジアムへ移転しました。
ヤンキースはベーブ・ルースの他にもミッキー・マントル、ルー・ゲーリッグなどの有名選手を生み出し、名実ともにMLBを代表する名門チームとなりました。また、ボストン・レッドソックスとは長きに渡りライバル関係であり、両チームの対戦はお祭りのように盛り上がります。
ヤンキースの歴代日本人選手
1997-1999年 |
伊良部秀輝 |
2003-2009年 |
松井秀喜 ワールドシリーズ2009MVP保持者 |
2007-2008年 |
井川慶 |
2012年 |
五十嵐亮太 |
2012-2014年 |
イチロー |
2012-2014年 |
黒田博樹 |
2014年- |
田中将大(まーくん) |
ニューヨーク・メッツの歴史・歴代日本人選手はこちら
ニューヨーク・メッツの歴史と概要
ニューヨーク・メッツは、1962年創立、ナショナル・リーグ東地区の人気球団です。創設の5年前の1957年までニューヨークにあったブルックリン・ドジャース(現ロサンゼルス・ドジャース)と、ニューヨーク・ジャイアンツ(現サンフランシスコ・ジャイアンツ)へ敬意を示し、メッツのチームカラーはドジャースの青とジャイアンツのオレンジを組み合わせた色になっています。また、チーム名は1880年代にニューヨークに存在した「ニューヨーク・メトロポリタンズ」の愛称の「メッツ」が採用されました。
創設後、クイーンズ区の球場が完成するまでの最初の2年間は、マンハッタンの8番街の155thストリートにあった球場「ポロ・グラウンズ(Polo Grounds)」を使用していました。ポロ・グラウンズは、ニューヨーク・ジャイアンツやヤンキース、更にはアメリカン・フットボールのニューヨーク・タイタンズ(現ニューヨーク・ジェッツ)が使用した歴史ある球場です。ポロ・グラウンドでのメッツの成績はかなり悪く、特定のファンはいるものの、中々観客が増えないことが悩みでした。
1964年、クイーンズ区のフラッシングに建設した新しいスタジアム「シェイ・スタジアム(Shea Stadium)」に本拠地を移しました。球場名は、ニューヨークにナショナル・リーグの球団を復活させようと尽力した人物、ウィリアム・A・シェイに由来しています。当時としては最先端であった電光の掲示板があり、5万5千人を収容する巨大なスタジアムでした。
シェイ・スタジアムの名物は、メッツの選手がホームランを打つ度にセンターフェンスの後方から飛び出してくる大きなリンゴのオブジェクト、「ビッグアップル」。これは2009年に新設されたメッツの新球場「シティ・フィールド」にも4倍の大きさのものが設置され、受け継がれています(シェイ・スタジアムで使われていたビッグアップルはシティ・フィールドの外に設置されています)。
メッツは徐々に選手層を厚くしていき、1969年にはワールドチャンピョンに輝きました。この出来事は「ミラクルメッツ」と呼ばれ、平凡な球団と見下されていたメッツの人気は急上昇しました。ニューヨークを大いに沸かせました。その後も地区優勝、リーグ優勝に何度も輝き、少しずつ力をつけていったメッツは、今やニューヨーク市内でヤンキースと人気を二分する球団となりました。同リーグ、同地区のアトランタ・ブレーブスやフィラデルフィア・フィリーズとは長年に渡りライバル関係で、ファンも注目している対戦です。また、同じ市内のニューヨーク・ヤンキースとの対戦カードは「サブウェイ・シリーズ」と呼ばれ、ニューヨークにおける大イベントの1つです。
ニューヨーク・メッツの歴代日本人選手
1997年 |
柏田貴史 |
1998-1999年 |
吉井理人 |
1998年 |
野茂英雄 |
1999年 |
マック鈴木 |
2001、2003年 |
新庄剛志 |
2002年 |
小宮山悟 |
2004-2006年 |
松井稼頭央 |
2005年 |
石井一久 |
2005年 |
高津臣吾 |
2009年 |
高橋建 |
2010年 |
高橋尚成 |
2010-2011年 |
五十嵐亮太 |
2013-2014年 |
松坂大輔 |
2017年 |
青木宣親 |
スタジアム持ち込み手荷物検査について
ヤンキースタジアムへの持込み荷物は、年々規制が厳しくなっています。特にリュックサック(バックパック)は日本人観光客の方はよくお持ちですが持ち込み禁止なので注意して下さい。
試合開始前の混雑時には、セキュリティーチェックでも待たされることがありますので要注意。基本的にはデジカメ(一眼レフカメラもOK)や貴重品だけの身軽な格好で出向くことをおススメいたします。
ビデオや三脚は持ち込み禁止。ラップトップコンピューターやiPad、鳴り物応援グッズ等も禁止となっています。預け場所やコインロッカーなどはなく、その場で破棄をするか入場しないかどちらかとなりますのでご注意下さい。基本的には飲食物のお持込も不可。ただし、女性の小さなポシェットやベビー用カバン等はお持ち込みいただけます。
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