井川、ヤンキースに移籍決定

井川、ヤンキースに移籍決定

米大リーグ、ヤンキースがポスティングシステム(入札制度)で交渉権を獲得した阪神の井川慶投手(27)と5年間、総額2000万ドル(約23億6000万円)で合意に達したことが18日、明らかになりました。

契約の細部の検討は残っていますが、大筋では合意しており、契約締結に支障はないようです。井川は20日に渡米し、健康診断などを受ける予定。契約が行われたとしても、今のところ入団発表の記者会見は実施される予定はなく、帰国するとのこと。

ヤンキースは2600万ドルの応札で独占交渉権を獲得。松井秀喜外野手の代理人も務めるアーン・テレム氏が、井川の代理人として交渉してきました。ヤンキースは落札額と年俸総額を合わせ、4600万ドルを井川獲得に投じることになるそうです。

井川のヤンキース入りが確実になり、松坂がレッドソックスに入団したときのような派手な演出は、今のところ予定されていないもよう。ニューヨーク各紙の報道もどちらかといえば地味ですね。

先発の1、2番手を争うのではなく、ローテーションの5番目に入るかどうかという状況。それがそうさせるのでしょう。それほど、先発が確実な4人には実績の開きがあります。

中心になるのが26歳の王建民。台湾出身の右腕は150キロ台の速球と、手元で微妙に沈む変化球を駆使し、2年目のことしは19勝6敗とリーグ最多勝を挙げました。もうヤンキースのエースといえるでしょう。

続く3人はいずれもベテラン。43歳で歴代3位の通算4544奪三振を誇る左腕ランディ・ジョンソンは、208センチの長身からの速球と高速スライダーで、日本のファンにもおなじみ。

38歳の右腕マイク・ムシーナは、もの静かな雰囲気で淡々と投げ込む。オリオールズでの10年、ヤンキースでの6年で通算239勝を積み上げてきた。15年連続でふたケタ勝利を挙げている。未踏の20勝ワールドシリーズ制覇を目指しています。

地元ファンが井川以上に歓迎の声を上げているのが、4年ぶりにアストロズから復帰する34歳の左腕アンディ・ペティット。2003年までのヤンキース時代に、デビューから9年連続12勝以上、通算149勝を挙げた。

実績で言えば、この4人のヤンキース先発陣には及ばないでしょう。でもローテーションに加わるチャンスは、長いシーズンですから必ずあります。この4人に日本を代表する左腕が加わると、ヤンキースファンには楽しみな春になりますね。日本からのヤンキース観戦ツアーなども催行されることでしょう。2007年シーズンのヤンキースチケットもこちらで販売いたしております。同時によろしく御願いいたします。

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