旅の楽しみは、旅先で召しあがる料理にもありますよね。美味しい料理が、楽しい思い出を作ることにも繋がるはず! ニューヨークは世界の食の台所と呼ばれ、世界各国の料理を、手軽に楽しむ事ができます。
アメリカのコンチネンタル料理、ヨーロッパのイタリアン、フレンチから、日本食レストランも純和風の懐石、鮨屋など… 超高級レストランから、地元の人が日常で通うレストランまで多種多様に軒を連ねています。ニューヨークではぜひ各国の料理をお楽しみください。
レストランの予約やマナーについて
言葉や習慣の違いから、どうしても二の足を踏んでしまうのがレストラン。ファーストフードやサラダバーだとしても、見知らぬ土地に来ているのですから分からなくて当然です。市街地のちゃんとしたレストランなら、観光客の対応も慣れているのでご心配なく! 失敗を恐れず、ぜひレストランのドアを開けてみて下さい。
予約について
ラーメン屋さんやピザ屋さんなど回転のよいレストランでは予約は必要がありません。しかしながら高級でなくてもニューヨークのほとんどのレストランはいつも満席ですので予約を入れていなければ待たされる以前に席にありつけることはないでしょう。ディナーだと特に予約は必須です。
人気の高級レストランでは30日前の予約受付と同時に毎日席が埋まってしまうところもあります。もしニューヨークのディナーを人気のお店で楽しみたいと思われましたら、必ず30日前には予約を入れておく必要があります。また、高級レストランのほとんどが予約前の3日前あたりからリコンファームの電話をかけてきます。何度電話しても電話に出られなければ予約を取り消されますのでご注意下さい。
ニューヨークのレストラン予約 >>
プライベートダイニング・個室について
ニューヨークのレストランには、日本のような完全個室は基本的にございません。世界的なスターやセレブが食事を楽しむ高級レストラン(フレンチ・イタリアン等)でも、10名以下の少人数で利用できる完全個室はなく、ダイニングスペースの中で仕切りやブースで分けられた半個室のような形になっているお店がほとんどです。個室を用意しないのは文化の違いですので、仕方がありません。
ビジネスやパーティー等、団体人数でご利用頂ける個室は多くのお店にございます。また、和食のお店には少人数で利用できる個室のあるお店もございますので、ご希望の際には弊社までお問合せ下さい。
マナーについて
服装のマナー
服装はミッドタウンのレストランでしたら男性はジャケットを着ていかれることをお勧めします。特にドレスコードが厳しいレストランでは入店を断られます。ダウンタウンのレストランでは例え高級レストランでもお洒落であればスーツやジャケットを着ていなくても問題ない場合が多いです。アメリカでは多種多様な人種や国籍の方々がいます。
彼らは外見でしか人を評価できませんから外見は大切です。例え日本では誰もが知る有名な方であったとしても、できるだけよい格好をしていかないと、逆にちゃんとした服装をしていなければお店側からはお粗末に扱われます。特に高級レストランに行かれる場合はビシッとスーツで決めて行かれて下さい。デニムは完全に不可です。女性もしっかりメークしてドレスアップして行かれて下さい(最低でもパンツよりスカートで)。
店内でのマナー
入店された際は受付のメートルディーに名前と予約した時間を告げます。メイトルディーがお席に案内するまで待たれて下さい。必ずお席は案内して頂けますが、もし気に入らなければどこか他のお席に変えて貰うよう頼むこともできます。ワインの担当者であるソムリエ、お水を注ぎにきたり取り皿を取り替えるディッシュウォッシャー、担当ウエイターの約3名がお客様の担当となります。他の方に声をかけても無視する人もいますのでご注意下さい。
水は頼むものです。普通の水道水はタップト・ウォーターといいます。ガス入りのお水はスパークリングウォーターです。ワインのテイスティングは男性。オーダーは女性からします。ワインなどのアルコール類を頼んでから食事のオーダーをします。担当のウエイターが食事中にきて感想を伺いますので、簡単に一言で美味しいです(Very good)など返事をされて下さい。
注文時のマナー
メニューの構成は「前菜」「メイン」「デザート」が基本です。レストランによっては「メイン」が肉類、鳥肉類、魚貝類と分かれています。デザートメニューは、食後に個別に持ってきてくれるレストランもあります。
前菜は2人で1つでもOKです。シェアーする場合は「We will share」と伝えましょう。また、ステーキなどお肉をオーダーする場合、焼き加減を聞かれます。Well Done, Medium, Medium Rare, Rare の順ですが、アメリカではちょっと焼きすぎる嫌いがありますのでご注意下さい。
お勘定・精算のマナー
精算をする時は、ウエイターに「Check Please」と伝えてください。ほとんどのレストランで、精算はキャッシャーではなく座ったままテーブルで行います。ウエイターが勘定を持ってきたら、現金か、クレジットカードを乗せて渡します。お釣りまたは、クレジットカードのスリップ(サインとチップの記入が必要)、レシートを持ってきますので、記入が必要な場合は、記入しましょう。チップは現金で置いておくか、クレジットカードの場合はサインする紙に書けるようになっています。稀にチップが含まれている場合がありますので、必ず確認して下さい。チップは、Gratuityと書かかれている箇所になります。
チップについて
レストランで食事した場合、チップの計算が一番面倒だと思います。ニューヨーク旅行ガイドブックなどには、「チップは、合計金額の15%から20%」と書かれているはずです。細かい計算が面倒ですから、こうします。
“レストランでのチップは、 「チェック(勘定)に載っているTax(消費税)の2倍」払う”
これで、問題ないはずです。Taxの2倍というのは、ニューヨークでの消費税が8.875%ですから約9%と考えてその2倍で、18%のチップを払ったことになります。もちろん、本当にプロのサービスを受けたら20%ほど差し上げます。日本ではチップを払う習慣がないため、サービスにお金を払うことが不自然かもしれません。しかし、たとえサービスが最低だったとしても、怒ってチップをあげない、ということがありませんように!ニューヨークの方は、「お客様は神様」的思考を持っていません。ディッシュ(お皿)をサーブしてもらった以上、チップを払うのが常識となります。チップを払わないのならば、マクドナルドのように、自分で食事を持ってきてください、ということです。
これには文化の違いだけでなく、金銭的な理由もあるようです。彼/彼女たちはチップで生活をしています。チップを貰わなければ無報酬でオーダーを取ったりお料理をテーブルまで持ってきて貰ったも同然でタダ働きとなってしまいます。チップを払わないと本当に店の外まで追いかけてくることもしばしば。どんなにサービスが悪くても15%くらいはお支払い下さい。
チップについての詳細 >>
ニューヨークでの夕食(ディナー)
ニューヨークでは世界中の料理が食べられます。
予算や場所によって様々なレストランが選べますので、少しだけご紹介いたします。
ステーキ・レストラン
- ニューヨークに限らずアメリカが初めての方にはやはり一度はステーキを試して頂きたいです!
- ステーキの中では、Tボーンステーキ(ポーターハウスステーキ)、ニューヨークステーキなどがお薦め
- ボリュームが日本とは比べ物にはなりませんので残すつもりで
- 注文の際にはポテトやにんじん、ブロッコリーなどの付け合せも頼むのが普通です
- 焼き方を聞かれます。通常はミディアムレアがおススメです
ステーキハウスの名店一覧とご案内 >>
ステーキハウスの名店のお得なクーポン >>
シーフード・レストラン
- ロブスターやサーモンがおススメ
- お肉が苦手の方には、ツナステーキも美味しいです
- 前菜にはクラムチャウダーやオイスター(生カキ)が人気
- 和食だって立派なシーフードレストラン。アメリカ独特な、ちょっと変わったお寿司もあります
シーフードレストランのご案内 >>
イタリアン・レストラン
- パスタだけがイタリアンではありません。子牛やポークなどもあります
- 前菜には生ハムやモッツァレラチーズ、イカのから揚げ(フライドカラマリ)が定番です
イタリアンレストランのご案内 >>
中華・レストラン
- 中華街(チャイナタウン)に行かなくても、立派な中華料理はミッドタウンでも召しがれます
- 料金を安く抑えたい方はチャイナタウンがオススメ
アメリカン・レストラン(ハンバーガーやホットドッグなどなど)
- ステーキ同様名店が沢山ありますので、ぜひともお試し下さい(ランチもおススメ)
- ステーキの中では、Tボーンステーキ(ポーターハウスステーキ)、ニューヨークステーキなどがお薦め
- テーマレストランなどでは、ハンバーガーがメインディッシュの店舗が多いです
ニューヨークでのその他のお薦め料理
- メキシカン料理ではタコスやブリトー、ガカモレ付きのチップスなどがおススメ
- スペイン料理ではタパス(前菜)やパエリア等のシーフードが楽しめます
- レストランのバーセクションでならワインとおつまみ(前菜)だけの注文もOKです
ニューヨークでの朝食(ブレックファースト)
ホテルまたは街中のレストラン
- アメリカンブレックファーストは、熱が通してあるお肉や卵料理、ベーコンやハム、ポテト、パンなど
- コンチネンタルブレックファーストは、マフィンやドーナツ、フルーツだけで軽めです
- 宿泊していないホテルのレストランで食べることも可能です!
トンプソン セントラルパークホテルのノーマズ(Norma’s)は、ニューヨークのベスト朝食レストランにも選ばれました。
街中の屋台
- だいたいが平日のみの営業。観光地には、週末も屋台がでます
- 毎朝、街角には屋台が現れます
- コーヒーとドーナツで$3~5程度
- ベーグルやクロワッサン、マフィン、マーブルケーキなどもあります
- チップは不要です
ニューヨークでの昼食(ランチ)
「パワーランチ」という言葉がありますがこれは、「ビジネスミーティングランチ」の意味。 ニューヨークのビジネスマンは時間がないので、ランチの時間も無駄にはしません。
ニューヨークに旅行で来られている方も、食文化の探求者でなければ手軽に食べられるランチが良いのでは? 天気が良ければ、セントラルパークのベンチでピクニック気分でランチをするのもお勧めです。
カフェやサラダバー
ニューヨークではヨーロッパのようなカフェはそこまで多くはありませんが、最近ではちょっとしたサンドイッチやスープ、サラダなどを気軽に買えるお店が増えました。
- Au Bon Pain(オーボンパン) はクロワッサン・カフェのチェーン店です
- デリ(大きな店舗には、サラダバーやスープバーなどが併設しています)
- ピザ店(ニューヨークでは日本のラーメンか立ち食いソバの感覚で、手軽に食べられます)
- スターバックス、カフェヨーロッパ、などのチェーン店は繁華街では必ず見つかるはず
- 店内にイートインコーナーがあれば、そこで食べてもOK。通常、チップは不要です。
街中の屋台
必ずしも完璧な衛生度は保たれていませんので、気になる方は避けた方が良いかもしれません。
しかしニューヨーカーで気にする人はいませんし、美味しくて安い店舗が沢山あります。
- 6番街と49丁目近辺のロックフェラーセンター周辺をはじめ、街中いたる所に出ています
- 小さい屋台では、ドーナツやベーグル、クロワッサンとコーヒーなどが主流
- 有名なホットドッグはもちろん、名物プリッツェルなどいろんな屋台があります
- フルーツサラダや、スムージーを作ってくれる屋台もあります!
- ニューヨーカーのお昼の定番チキンオーバーライスは、屋台ごとに味が異なります。好みの屋台を見つけてみては!
ニューヨークのデザート
美味しいものを見つけるのは、大変かもしれません。甘すぎるものが多いので、苦手な方は注意が必要です。高級レストランでない限りはアイスクリームやアップルパイ、チーズケーキあたりが無難です。
アイスクリーム
- レストランによっては色々な味があります
- メニューになくても頼めば出してくれるところもあります
- 日本より美味しい所も沢山あります
アップルパイ
- アメリカの代表的なデザートですので、ぜひ挑戦してみて下さい
- ニューヨークのニックネームはビッグアップル!
- ボリュームが日本とは比べ物にはなりませんので残すつもりで
チーズケーキ
- ニューヨークチーズケーキ(お勧め)とイタリアンチーズケーキがあります
- ラズベリー風味やストロベリー風味などもあります
- 甘すぎる可能性が低いので、男性にもおススメです
レストラン関連サービス・ツアーのご紹介
当社では、ニューヨークでのお食事をサーポートするサービスが沢山あります。観光ツアーやオプショナルツアーに組み込まれたもの、レストラン予約代行サービスなど各種ご提供しておりますので、スケジュールなどに合わせてぜひご利用下さい。
食事のバウチャーチケット
食事が含まれている当社ツアー
レストランの予約代行サービス
高級レストラン、人気のレストラン、夜景が見えるレストランなどの場合は、必ず前もって人数と時間の予約をレストランに入れておきましょう。人数が多い場合などは特に、予約を入れておかないと席につけないところもあります。記念としてのご旅行や、接待などの目的でしたら予約は入れておいた方が無難です。英語が苦手な方でしたら、当社のレストラン予約代行サービスをぜひご利用下さい。
レストランガイドからご予約下さい >>
その他レストランのサービス
- 不安な方には空港送迎サービスやガイドサービス時に、詳しくアドバイスすることも可能です
- レストラン、外食産業などの方々には、食にうるさいガイド、拘りのあるガイドの手配も可能です
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